薄桜鬼 〜散り行く桜の下で２〜

第６２話 ページ31

ぼーっと、柚紗のことを考えながら帰っていると、１番組が前から来た。
総司が私に気づき驚いたように走ってくる。

沖「Aちゃん！？その傷・・・・！？」

あ「ごめん・・。ちょっと失敗した＾＾；」

沖「失敗・・・って・・。とにかく帰ろう！！」

と、総司が言い、ヒョイッと抱き抱えられる。そう、いわゆるお姫様抱っこだ。

あ「ちょっ！？/////大丈夫だって！！歩けるからっ・・ちょっとぉ！！」

沖「おとなしくして？それに、君そんな格好でよく大丈夫だって言えるね。」

血まみれの私を抱き抱えてるから、総司の着物は私の血で汚れている。

あ「総司！服、汚れてるって。降ろして。」

沖「別にAちゃんの血なら大丈夫。それと、絶対に降ろさない。」

これは、観念したほうがいいか・・・(呆

そのまま、総司に抱きかかえられ、屯所に帰った。

ちなみに、恥ずかしかったから屯所の前で降ろしてもらった。

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