彷徨う国のお姫様日記 2

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リハーサルが無事に終わり、みんなでリハ映像を振り返り見ていた時に異変に気づいた。







『…ねえなんかさ、ハニズボンパツパツ過ぎない…？ㅋㅋ』



LK「俺も思ってた」



HN「そう？！」



BC「あ、確かに。…ちょっと目立つね？ㅋㅋ」



HN「どこ見てんのチャニヒョン。…いや言われてみればそうかも。少し背中とかもキツくて踊りにくかったんだよね」



IN「こう見るとAも踊りにくそうにしてるね？衣装ブカブカ？」



『やっぱそう思う？いつもより幅とか大きく感じるんだよね。私太ったって思われたのかな〜って別に気にしてなかったんだけどさ』



FL「…もしかして2人の衣装逆だったりしない？」



HJ「えㅋㅋㅋ」



BC「え？！もしかして俺配り間違えたかな？！」







ヨンボクとチャニオッパの発言で私とハニは顔を見合せ控え室までダッシュした。





すぐに自分の服を掛け直したハンガーを確認する。



…が、ちゃんとお互い自分の名前が書いてあるハンガーに服を掛けていてチャニオッパが配り間違えた説は消えた。





…だとすると衣装オンニが間違えた？



いやそんなことある？







『え、間違ってないってことはこれが正しいの…？』



HN「にしてもなんかお互いの格好見たら…逆が合ってるとしか思えないんだけど…」







ハニと一緒に不思議だね〜なんて言い合っていると、すごい形相で衣装オンニが入ってきた。







「はぁっ！ルナハナ！良かった居た！！！」



HN「ヌナ？！そんな急いでどうしたの？」



「ごめん2人の衣装逆にタグ付けたかも！リハ映像見て気付いた！ほら2人身長一緒でしょ？それで衣装見分けちゃった！同じ控え室にルナの分も置いとくなんて今まで無かったから混ざっちゃったみたい…！ごめん！取り替えて！」



HN「…」



『…ぶふっㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋ』



HN「おい笑うなって」



『いや無理でしょㅋㅋㅋ 可笑しいとは思ったけどでもハニ、カッコイイ〜ってやって…ぶっㅋㅋㅋㅋㅋㅋ』



HN「おい！もういいって！！！」



HJ「ヤーヤーやっぱり衣装逆だったの？ㅋㅋ」



『そうみたいㅋㅋㅋㅋㅋㅋ』



IN「ヌナ最高のミスだよㅋㅋㅋ」



HN「俺…穴があったら入りたい…」







こうして冒頭のハニのオープニングに繋がる。
しばらく経ってジワジワきたのか私と目が合ってお腹を抱えながら笑い始めたハニ。



この一連の流れTALKERでも流れるよね？
え、めちゃくちゃ楽しみだわ。










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