彷徨う国のお姫様日記 2

𝐸𝑃.12 ページ7

Han side.







「ヤー！！！ヌナ？！！！？！勘弁してよ俺めっちゃ恥かいたじゃん！！！！！いや理由聞いたら仕方ないかもしれないけどさ？！？！俺これでTALKER撮られてたしリハもしたよ？！！？！」



『ㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋ ちょとまっ…ほんと勘弁して…ㅋㅋㅋ』



HJ「ひぃっㅋㅋㅋ お腹痛い無理ㅋㅋㅋㅋㅋㅋ」



CB「ヤーハナ！俺は良いと思うぞ！new style！」



「ちょっと笑い事じゃないからーー！！！ヒョンもふざけてないでさー！！！全然良くないから！！！」



LK「でもハナ、さっき自分で今日の俺カッコイイ〜って言ってたじゃん」



「…それはそれ！！！これはこれ！！！恥ずいからやめて！！！」







控え室中に響くメンバーとスタッフ達の笑い声。



なんで俺がこんなに騒いでいるかと言うと、
時は遡ること約一時間前……







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先日カムバックした俺達は、バラエティ番組と音楽番組の収録に来ていた。



音楽番組の収録と同じスタジオで事前にインタビューコンテンツの撮影もあり現場は非常にドタバタしていた為、メイクや衣装チェンジの時はスタッフさん達もみんなあたふたしていた。







そこで事件は起きたんだ！！！！！
もう許すまじ事件がね！！！！！







ST「衣装ここにあるので着替えお願いします！着替え終わった順にメイクもするのでこっちに来てください〜！」



「「「は〜い」」」



BC「みんな素早くね〜！あ、Aは今日あっちで着替えてだって。カーテンあるから、あそこ！はい衣装！行っておいで〜」



『ん！オッパありがと〜！行ってくるね〜』







普段は別の部屋に衣装が用意してあって直接衣装ヌナと一緒に移動して着替えるAだけど、今日はスケジュールが詰め詰めだからか控え室の端にパーテーションが置いてあり、そこで着替えることになっているそうだ。



そのため9人分の衣装が全て同じ場所にかかっており、チャニヒョンが手際良くみんなに配ってくれた。



覗かないでね〜なんて呑気に言いながら移動したAがパーテーション裏に入ったのを確認してから全員いそいそと着替え始める。



俺達は男同士だから気にするも何も無いし、メイクヌナも衣装ヌナもアイドルの着替えなんて見慣れているだろうから全く気にする素振りも見せずに俺達の準備を待っていた。





マンネが今日の衣装かっこいー！なんて言うから普通に俺もほんとだね〜なんてなんの違和感も持たずに着替えていたのだが…









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