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Leeknow side.







「A、ベッド着いた、ほら」



『んぅ…寝る…』



「横に水も置いとくから気持ち悪くなったら飲め、分かった?」



『ぅ、ん……?うん、わかったぁ』







たぶん何も理解してないであろうベロベロのAをベッドに寝かせ、布団をかけてやる。
化粧落としシートで顔を優しく拭ってやったら目をギュッとして顔をクシャクシャにするからそんなところも可愛くてついニヤケてしまう。



『リノくんありがとぉ』なんて5歳児みたいなふにゃふにゃの真っ赤な笑顔で言うから自分まで熱が上がる感覚がする。



……みんなのとこ戻ろ。俺ここに居ちゃ不味い気がする。







「Aもう寝なね。俺戻るか…ら……っ、おいAっ」







そう言って立ち去ろうとした時、俺の手を握りしめて自分の方へと引っ張り腰に抱きついてきたのは紛れもなくこの酔っ払い女だ。
『ダメぇ!ひとりにしないでぇ!一緒に寝るの!』と涙目になりながら駄々を捏ね始めるA。あぁ、昨日と同じ光景だ。



今日はまだここに2人きりだから良い方だが、昨日はみんなの前でこんな風に俺にベッタリだったから、メンバーがまさかと思ったのだろう、「付き合ってるのか」「AはみんなのAだぞ」「抜け駆けするな」などと問い詰められ散々だった。



当の本人はベロベロで何も理解してない(2度目)から、記憶にもなかったのだろうけど。かく言う俺も散々だったとは言ったが満更でも無かったのだが。



俺に好意を寄せられている自覚があってやっているのか、はたまた無自覚ながらに本能でやっているのか、それはAにしか分からないことだし……







「…A、後片付けもあるから、後でね」



『む…』



「む、じゃない。わがまま言うな。後で来るから」







子供をあやす様に再びそっと横たわらせ、布団をかけてやるとスっとすぐに寝息を立て始めた。







「……はぁ……俺の気も知らないで……」







今のままでもいいと、俺らはアイドルだからと、いくら心に言い聞かせていても四六時中一緒に居ると恋心というものはこちらの意志とは反比例し勝手に膨れ上がっていくみたいだ。







スヤスヤ眠るわがままな姫の顔を少しだけ眺めてから寝室を後にした。














HJ「あ!ヒョンやっと戻ってきたー!遅いー!」



「悪い、わがまま娘寝かすの手こずった」







SM「…ほんとにそれだけ?笑」



「ばか、ほんとだよ笑」










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YuuKnow(プロフ) - 1−−−−2さん» ありがとうございます🥹🫶🏻ゆっくりにはなりますが更新していくので待っていてくれたら嬉しいです✨ (4月5日 4時) (レス) id: b48ba42977 (このIDを非表示/違反報告)
1−−−−2 - 続きめっちゃ見たいです!楽しみにしています!! (3月21日 16時) (レス) id: 1a858c6117 (このIDを非表示/違反報告)
YuuKnow(プロフ) - Leeさん» のろのろ更新で申し訳ないです😭嬉しいコメントありがとうございます😭✨ (3月5日 4時) (レス) id: b48ba42977 (このIDを非表示/違反報告)
Lee - 素敵な作品ありがとうございます!応援しています! (1月30日 21時) (レス) @page31 id: 68b5a79181 (このIDを非表示/違反報告)
YuuKnow(プロフ) - ゆりさん» コメントありがとうございます🥹✨亀更新で申し訳ないですが…ゆっくり待っていて頂けると幸いです🥲❤️ (1月3日 16時) (レス) id: b48ba42977 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:YuuKnow | 作成日時:2023年10月1日 22時

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