彷徨う国のお姫様日記 2

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『ねぇ、今日は辞めよ』



IN「うん、Aの言う通りだよ」



『ほら可愛いイエナもこう言ってるよ？』



BC「俺も今日は辞めておいた方がいいと思うけどな〜笑」



SM「疲れてるんだから早めに寝よって」



『ほら！』







なにがって？ちょっと考えれば分かるよ。
…酒だよ！酒！！！







HJ「ヤー！せっかくの旅行だよ？！」



HN「そうだよ！この旅行で飲まなきゃいつ飲むの？！」



『いやハナ元々そんなに飲まないでしょ！』



HN「ふ、ん、い、き、が！好きなの！」



『あんたたち車の中で寝たからちょっと元気なだけじゃん！勝手に2人で飲んで！巻き込まないで！』



HJ/HN「ケチ！！！」







ご飯食べて元気になったのか知らないけどおバカ2人が今日もみんなで酒飲むってきかなくて、もう止めるのに必死なわけ…



昨日浴びるように飲んで、遊んでヘトヘトで、流石の私でも今日は「飲むぞー！」の気分にならなかったから正直びっくり。







LK「まあA、折角だし少しなら付き合ってやってもいいんじゃない？」



『え、リノくん？！』



FL「僕も飲めるよ！ヒョンジナ、ハナ、一緒に飲も！」



『ピリちゃん？！』



CB「よーし！酒用意しろーーー！」



『オッパまで？！？！』








IN「はぁ〜結局こうなるんだ笑」



SM「Aのためって思ったけどこれじゃ俺らがアウェーだ」



BC「参加しよっか笑」



HJ/HN「やったーーー！！！」







…







『もぅ…きょーは…のめなぁい！』



BC「A平気？少しって言ったのにだいぶ飲んだね？笑」



IN「こんなへにゃへにゃしてるA初めて見た笑」







やっぱ辞めておけば良かった、飲み始めたら結局楽しくなってゲームとかしながら沢山飲んでしまったことをクラクラする頭の中、微々たる理性で後悔する。








LK「あ〜もうA、そんなとこで寝るな」



『んあ…むり…たてない…』



SM「ヒョンベッド連れてってあげな〜」



LK「言われなくてもそうする」



HJ「ヒョン俺も連れてってえ！」



LK「無理お前は自分で歩け」



HN「そのままA襲っちゃダメだよー！」



BC「ﾌﾞｯ」



CB「汚いですヒョン」



LK「ん、ほらA」



『ん〜…ねむい…』



LK「うん、連れてくから」







お酒もう飲まない…と毎回思うことを考えながらリノくんに抱えられ、今日も楽しかったなぁと思いふけていたところで睡魔に負け意識を手放した。









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