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Seungmin side.
今俺の横でシャドーボクシングをしながらキャッキャしてるのはうちのグループ唯一の女の子であるA。
ついこの前のMAMAを経てよりやる気が増したのか、体づくりなど基本的な部分から改善しようと息巻いているのが見えたためどうせならと思いボクシングに誘った。
たまにリノヒョンとも来るんだけど、あの人はダメ。
この俺ですら怖いって思うもん。普通に殴ってくるから。
「ちゃんと続くといいね〜」
『そうだね〜でもスンミナも一緒だし大丈夫でしょっ』
「楽しかったら教えて。俺もそっち今度体験しに行く」
ボクシングスタジオに着きAと別れると俺はいつも通り準備をしてトレーナーさんの元に行く。
バイバイする時に「良い汗流せよっ☆」なんてキメてくもんだから近くにいたトレーナーさんに「可愛らしい子ですね」なんて笑われてしまって少し恥ずかしかった。
…
「っはぁ…はぁ…」
「よしおっけー！ちょっと休みましょうか」
「っ…はいっ……はぁ」
「めちゃくちゃ良くなってますよ、やっぱ飲み込みが早い」
「！ありがとうございますっ」
ベンチに座り、上がった息を整えるためにゆっくりと深呼吸をしながらスポーツドリンクで喉を潤す。
ふとAの調子が気になり、ガラス越しに見える隣のスタジオに意識を寄せた。
「ふふ、ルナさんめちゃくちゃ楽しそうですね」
「…ふっ ほんとだ」
向こう側で楽しそうにレッスンを受けるAを見て微笑ましい気持ちになり自然と笑みが溢れる。
俺のトレーナーさんもニコニコしながらその様子を眺めていた。
「…ていうかルナさん、ほんとに初心者ですか？フォームもめちゃくちゃ綺麗だし力強く蹴れてますね」
「あの子運動神経も良いしセンスだけはあるんですよ」
「なるほど…あとは日頃のトレーニングもしっかりなさってる感じですかね」
「そうですね、誰よりもストイックなので」
Aが褒められていて自分まで嬉しくなる。
MAMA練習時期の苦悩と本番での成功経験が糧になっているのか、最近のAは著しく輝いて見えていた。
小さく細い女の子のはずなのに、その背中はとても逞しくもあって。
「…俺も見習わなきゃな」
Aを見てると居てもたってもいられなくなり、トレーナーさんにもう休憩十分ですと声をかけ俺もレッスンに戻った。
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YuuKnow(プロフ) - エマさん» コメントありがとうございます🥺面白そうですね！🤣ちょっと練ってみますね💡✨️ (9月29日 5時) (
レス) id: b48ba42977 (このIDを非表示/違反報告)
エマ - そして若干丈短くてパツパツしてる🐿みたいです...笑 (9月28日 22時) (レス) id: 9c0c0931cf (このIDを非表示/違反報告)
エマ - 個人的な妄想という名のリクエストなのですが、同じデザインのサイズ違いの衣装をお互い知らずに着てしまってそのうち気づいて爆笑してほしいです... 🐿との親友コンビがしっくりですかね...？ (9月28日 22時) (レス) id: 9c0c0931cf (このIDを非表示/違反報告)
エマ - 密かにちまちまと1話ずつ噛み締めながら読み進めています... (9月28日 22時) (レス) id: 9c0c0931cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YuuKnow | 作成日時：2023年9月22日 8時
