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Leeknow side.
『……リノくん、良く私がここに居るって分かったね』
「…まぁな」
気まずそうに笑うAに隣に座ってもいいか聞き、許可が出たので横に並んでそっと腰を下ろす。
「風邪引いたらいけないから。これ着ろ」
『あ、りがとう』
「ん」
『……』
「……」
沈黙が流れる。俺が謝らなきゃいけないのは分かってはいるが、どうも素直に言葉が出てこなくて喉が渇く。
沈黙を破ったのは俺じゃなくAだった。
『ねぇリノくん、あの雑誌の私、綺麗じゃなかった？』
苦笑いを浮かべ、今にも泣き出しそうな顔でそう問うAに胸が締め付けられる。
「……Aごめん。さっきは言い過ぎた」
『……ううん、大丈夫、』
「…ちょっとビックリしちゃって。
あとは……その、俺らですら見たことないAを見て、なんていうか、寂しい気持ちになった、んだと思う」
『……寂しい？』
「…ずっと傍で見てきたから。どんなAも知ってるつもりでいた。……あんな仕事が出来る程、大人になってるなんて知らなかったから。
……嫉妬、した。成長していく姿は俺らだけが知ってればいい、って思った」
『……』
「あんな一面もあるなんて、全世界にあんなに綺麗なAが発信されるなんて、って。なんかどうしようもなくむしゃくしゃして……ごめん」
『リノくん、』
「……めちゃくちゃ綺麗だったよ。頑張ったな。」
『……っ、うん、ありがとう』
褒めて欲しかっただけなんだよ、と俺の肩を叩きながらそう言うAはもういつもの可愛い笑顔のAに戻っていて俺も釣られて笑顔になる。
優しく頭を撫でてやればさらに柔らかい笑顔になった。
俺らだけが知っていればいいなんて言ったけど、そんなのはただの言葉のあやで。ほんとは俺だけが知っていたいなんて言ったらお前はどう思うのかな。
「…喉乾いた、コーヒーでも買いに行こ」
『うん、私甘いのがいい！』
「糖分とっていいの？太るよ」
『もう当分脱がないもん！ずっと我慢したしもういいのっ！』
「ぬっ…！コラ！そんな風に言うんじゃない！」
『ㅋㅋ リノくん耳赤いよ、意外とウブなんだ』
「……お前やっぱりあの雑誌発売ダメ、俺マネヒョンに取り合って来る」
『ヤー！だめ！可愛い妹の頑張りを無下にしないで！！！』
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YuuKnow(プロフ) - エマさん» コメントありがとうございます🥺面白そうですね！🤣ちょっと練ってみますね💡✨️ (9月29日 5時) (
レス) id: b48ba42977 (このIDを非表示/違反報告)
エマ - そして若干丈短くてパツパツしてる🐿みたいです...笑 (9月28日 22時) (レス) id: 9c0c0931cf (このIDを非表示/違反報告)
エマ - 個人的な妄想という名のリクエストなのですが、同じデザインのサイズ違いの衣装をお互い知らずに着てしまってそのうち気づいて爆笑してほしいです... 🐿との親友コンビがしっくりですかね...？ (9月28日 22時) (レス) id: 9c0c0931cf (このIDを非表示/違反報告)
エマ - 密かにちまちまと1話ずつ噛み締めながら読み進めています... (9月28日 22時) (レス) id: 9c0c0931cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YuuKnow | 作成日時：2023年9月22日 8時
