彷徨う国のお姫様日記

𝐸𝑃.4 ページ14

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MG「Aの単独番組決まったぞ〜」



「「「「え？？？」」」」



『……え？』



MG「MCやる事になってるから」



『ん？まってまって一人で番組出演するってこと？だよね？』



MG「いや違う、お・ま・えの番組」



「「「「「『は？？？？？』」」」」」







…







『いやぁぁぁぁあ！無理だよおぉぉおお！！！』







撮影の合間、楽屋で唐突にマネオッパに告げられた単独番組立ち上げの話。



最初こそメンバーもみんな驚いていたが今はもう落ち着いており、楽屋に響くのは私の悲痛な叫びだけ。







BC「A〜！すごいことだって！オッパは誇らしいよ」



CB「いやほんとすごいと思うよ」



IN「ちょっと心配だけどねㅋㅋ A人見知りだし」



FL「毎週ゲスト来るみたいな感じだっけ？」







私がやる事になったのは所謂バラエティ番組の枠で、毎週ゲストを招き用意されたコンテンツを一緒に楽しみながら進行していくといった内容のもの。



マネオッパには「ルセラのさくらさんがやってるような番組を想像しとけ」って言われたけど、私あれ大好きだから毎回欠かさず見ててさくらちゃん凄いな〜って思ってたしいつかゲストとして呼ばれないかな〜なんて思ってたくらいだし！！！





それを逆に自分が進行側でやる事になるなんて。







『私自信ないよぉぉぉぉおおお』



LK「大丈夫だって」



『何を根拠に大丈夫だって言えるの？！ホント不安なんだけど！！？！』



LK「A愛想もいいし気使える子だしスタッフさんだって沢山助けてくれるよ」



『…リノくん、』



HJ「あーーーでもナムジャアイドルとかと共演ってなったら心配かも！！！Aモテてること自覚してないし」



『え、なにそれ、』



LK「あー確かに」



HN「うわ、想像したらなんかヤダな」



HJ「でしょ？絶対取って食おうとする奴出てくるって」



SM「A馬鹿だから気付かなさそうだし」



『え、いや、おい』



HN「A！！！連絡先とか聞かれても教えちゃダメだからね！？？？！！」



LK「変な奴に着いていこうとするなよ」



『いや、しないって』







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