夢で彷徨う君

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BC「……ちょっと待って、この映画怖すぎない？」



IN「…僕これ見たいって言ったの後悔してます」





俺の隣で怖がってるメンバーを見てニヤニヤしているスンミンなんて、俺の話を聞きながらもずっとソワソワしてたから相当みんなで映画を見るの楽しみにしてたんだろう



…いや、こいつは多分怖がるメンバーを見るのを楽しみにしてたな
そんな薄情なところもこいつらしくていいけど




FL「…僕もうほんっとに無理」



HJ「もうすぐ終わるって……うわっ」



BC「ぎゃああああ！」





ギャーギャー騒ぎながらホラー映画を見て、もう一本恋愛ものの映画を見た
案の定ハンがボロボロ泣いて、最初に言っていたアイス奢りの話は言い出しっぺが担うことになる





HN「ヤー…これはずるい、泣かせるための映画だって！」



CB「こんな綺麗な恋愛あるわけねえってー！！！」



SM「あ、ねぇリノヒョン」





恋愛映画の感想を言い合うみんなの会話を黙って聞いていたスンミンが急に話しかけてくる





SM「ヒョン、この際なんだけど、俺Aヌナとヒョンの馴れ初め知りたい」



「え」



HJ「あー！それ俺も聞きたい！」



FL「確かに！あんまり詳しい話聞いたことない！」



「…ヒョン、こいつらどうにかして」





映画を二本も見た後だ、現在時刻はすでに夜の22時を回っている
さすがに明日に備えて各々の時間を作った方がいいだろうと思いチャニヒョンに助けを求める





BC「…リノヤ、ごめん俺も聞きたい笑」



「…ヒョンまで、まじか…」



HN「はいお酒持ってきた！！みんなで恋バナしよ！！！」



IN「ハニヒョンはその前にアイス買ってきて」



HN「この流れで！？」



CB「早く行ってこい、ついでに酒も買い足してきて」





楽しそうにしているメンバーを見てせっかくだからいいかと思い、あんまり話したことがなかったAとの出会いを思い出す





そのあと俺の話を中心に男八人で晩酌しながら夜な夜な珍しく恋バナに花を咲かせた

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