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潤side
本当に…どうしようもなく…
俺はゆりが好きだ。
こんなに人を好きになっていいのかって､怖くなるぐらい。
どこが好き？って聞かれても､簡単には答えられない。
顔がきれいだからとか､髪がきれいだからとか…
チェロを弾いてる姿が好きだとか…
言葉で表すと単純すぎて､言えば言うほど､言葉は気持ちから離れてしまう。
ゆりとこうなって２年以上経つけれど…
俺はどんどんゆりを好きになっていく…
・
体の下で､ゆりが小さく「っん」って言った。
俺は少し上半身を起こしてゆりの顔の両側にひじをついた。
髪をかきあげて顔を覗き込むと､ゆりは薄く目を開けて俺を見上げた。
『…気持ちいい？』
って聞いたら､ゆりはうなずいて…指先でそっと俺の唇に触った。
かわいくて…胸がぎゅうって締めつけられる。
爆発しそうで…
・
俺は慎重に…ゆっくり…深く…腰を動かした。
俺の動きに合わせて…ゆりは
「っん…っん…っん…」
って喘いだ｡
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作者名：花 | 作成日時：2020年1月7日 19時
