検索窓
今日:4 hit、昨日:56 hit、合計:36,116 hit

秋桜 -弐拾参- ページ24

臣:「たーひろさん〜」
篤:「敬浩、登坂帰んなさそうだけど笑」
敬:「え〜、お前なに座り込んでんだよ〜笑」
臣:「たーひろさんち〜」
篤:「ほんと珍しいな笑 こんな姿見たことないけど笑」
敬:「俺もないっすよ!笑 何かあったのかな」


すっきりしない心と
眠たくなった体では自分を支えていることが出来なくなって
その場へと座り込むと
篤志さんと敬浩さんが俺の顔を覗き込んで話し掛けてくる


臣:「んー…たーひろさん…」
篤:「ははっ、なんか甘えただな笑」
敬:「なんだかんだ、こいつ末っ子っすもんね」
篤:「あー、上姉ちゃんいんだっけ?」
敬:「そっすそっす」
篤:「可愛いとこあるもんな笑 もう敬浩連れて帰ってやれば?笑」
敬:「まじっすか?も〜、登坂俺っちくんの?」


今にも手放しそうな意識を必死に掴んでいると
敬浩さんが問い掛けてきた


臣:「んー」
敬:「ん?」
臣:「いくう」
篤:「あははっ、ほんと可愛いじゃん今日笑」
敬:「勘弁してくださいよ笑」


行くと答えると本当に連れて帰ってくれるらしい

ああ、独りにならなくてすむなって
ものすごい安心感が俺の中にうまれた


篤:「ほら、先帰んな?もう寝そうだし笑」
敬:「まじでこんな自由人だっけ笑」
篤:「ほら登坂、敬浩泊めてくれるから」
臣:「んー」
敬:「臣ちゃん立って!帰るよ!」


座り込んでいる俺を
両側から支えて車に乗せてくれるお二人


俺を乗せてから敬浩さんが乗り込んで
お先に失礼しますと篤志さんに挨拶をしていた

秋桜 -弐拾肆-→←秋桜 -弐拾弐-



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (43 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
190人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ベジタブルライフ | 作成日時:2018年8月19日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。