障害物競争3 ページ6
「第２関門はァ！落ちればアウト、ザ フォール！」
なんだただ綱渡りじゃん
「フフフフ、来ましたよ、アピールチャンス！
私のサポートアイテムが脚光を浴びるとき！見よ！全国のサポート会社！」
話長くなりそうだから先、行こ
「最終関門は！一面、地雷原！
地雷の位置はよく見りゃ分かる仕様になってんぞ！
ちなみに地雷は競技用で威力は大したことねーが音と見た目は派手だから失禁必死！」
競技用地雷ってなんだよ
ずっと地雷掘り返して集めてる緑谷がめっちゃ気になるけど進んでいこう
しばらく進んでいくと
後ろですごい爆発が起きた
その爆風に乗って緑谷が飛んでいくのが見えた
緑谷はそのまま先頭に躍り出た
そういうのありなんだ
よし、俺もやろ
俺はわざと地雷を踏んだ
当然俺は地雷で飛ばされる
そこで自分の向きをに変えてゴールに向かって飛ばされていく
地雷は痛くないのに早く前に進めてめっちゃいいじゃん
緑谷、よく思いついたな
吹っ飛ばされながら進んでいくと八百万が峰田に襲われているのが見えた
峰田の考えは大体わかる、峰田サイテーだな
俺は二人の方に近づいて行き、八百万を抱えた
「え？」
そして地雷を踏み一緒に吹き飛ばされた
「おい！八百万持ててずるいぞ！」
だから峰田そういうとこだぞ
俺は八百万を小脇に抱えたまま地雷原を抜けた
『ほい』
「あ、はい」
八百万を地面に下ろし俺は走り出した
走り出したのは早くゴールに着きたいという理由ではない
ヤバい、何気なく抱えちゃったけどめっちゃ柔らかかった
という思いからパニックになって逃げ出しただけだった
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作者名：ウタカタ | 作成日時：2019年1月11日 1時
