障害物競争2 ページ5
「第一関門、ロボインフェルノ！
どうやって攻略するぅ！」
俺たちの前に入試の時のロボがたくさん立ちふさがった
轟が前に出ていき
俺の恩人(？)を一瞬で凍らせた
すっげ
そしてその足元をくぐり抜けていった
「足元の隙間だ！通れる！」
「止めとけ、不安定な体制の時に凍らした
倒れるぞ」
ロボは言われたとおり崩れ落ちた
てか今誰か潰されなかった？
「誰か下敷きになったぞ！」
「死んだんじゃねぇか！？」
やっぱり下敷きになったやついるのか
早く助けないと
「死ぬかぁぁぁあ！！」
ロボの体を突き破って切島が出てきた
なんだ切島か
助けようと思って損した
「轟の野郎、わざと倒れるタイミングで
俺じゃなかったら死んでるぞ！」
「A組の野郎はァ！ホントに嫌なやつばっかだなァ！」
B組の暑苦しいやつもロボの体を突き破って出てきた
「俺じゃなかったら死んでたぞ！」
切島と同じこと言ってる
「個性だだ被りかよ、ただでさえ地味なのに！」
切島は泣きながら走っていった
個性被ってる上に中身も被ってるとか…
切島たちを追うように爆豪と他数人がロボの上を越えて行った
いいなぁ、有能な個性で
そんなことを思っているとロボが次々と煙を上げながら倒れていった
後ろを見ると八百万が大砲をロボに撃っていた
「チョロいですわ」
そう言って八百万は走り出した
あらやだ、かっこいい、惚れそう
八百万がロボの集団を倒したことで道が開けた
お陰で前に進める
ありがとう、神様、八百万様
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作者名：ウタカタ | 作成日時：2019年1月11日 1時
