あの子の仮面は外れない

第二話 ページ3

あ、やべ、声出ちまった。やらかした。うん。ちなみに、今の状況を説明しますと目の前に幼馴染6人がおります。どうしたらいいのだろうか。とりあえず会釈しとこ。
『…』ﾍﾟｺｯ
いや、めっちゃこっち見るやん、君たち。やめてよ。
？？「A…？」
？？「え？…」
？？「あ…」
？？「えっと、久しぶりだね…」
？？「…」
？？「まさか、同じ高校だとは思わなかった…」
『…お久しぶりです…』ﾎﾞｿｯ
？？「！？やっぱりAだよね！？」
？？「まぁ、声的に…」
？？「そうだな…」
いや、聞こえてたんかい！まぁ、いいや、とりあえず混乱しているようなので席座りましょ。えっと、席はどこだろう…お、あったあった。よし、行こ。
『…』ﾄｺﾄｺ
？？「…ねぇ、あのさ。俺たちのこと覚えてる？」
うぉ！びっくりしたぁ。
『覚えてますよ…』
sm「！そっか、良かった…」
？？「じゃぁ、俺は俺は？」
『…中村優希…』
nk「(*´∀｀*)」
？？「僕は？」
『赤井零』
br「えへへぇ」
？？「…」
『緑川翡翠…』
sk「久しぶり…」
？？「俺は覚えてる？」
『金山きんとき』
ki「そうそう！」
？？「…俺は？」
『宇津井瑠花』
sm「…」ｺｸﾘ
？？「最後俺かよ。覚えてる？」
『きりやん…』
kr「なんで俺だけあだ名なんだよ！」
『…w霧雨やん』
kr「覚えてたかぁ」
『荷物…おいてきていい？』
nk「あ、うん！どうぞ！」
『ありがと…』ﾎﾞｿｯ
ふぅ、やっと荷物置けた。特に持ってくるものなくてよかった。あそこで3分くらい立ってたからなぁ。ｶﾞﾗｶﾞﾗ
『あ、』
？？「…！」

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