検索窓
今日:5 hit、昨日:3 hit、合計:15,546 hit

第五話 ページ7

Aさん視点
扉が叩かれる音がしてシャオロンが忘れ物でもしたのかなとでも思ったのか開けると…そこにはゾムが立っていた。
zm「部屋、入ってもええか?」
と一言だけ聞いてから入ってくるゾムはそれ以降一言も口を開かない。それに若干違和感を覚えながらもあの子はゾムが口を開くのを待っていた…が、ゾムが口を閉じて2分。だんだん心配そうにゾムを見つめ始める。そして…
『あのぉ、ゾムさ「Aはみんなに無能って言われて辛くないん?」はい?』
あの子が口を開いた瞬間ゾムも言葉を発して…急に辛くないのかと聞きはじめる。それに
『辛いに決まってんじゃないですか…』
と答える。すると
zm「俺も…辛い」
と返ってくる。その言葉にどうも勘違いをしてしまったのか…
『ゾムさんに無能って言ってるやつがいるんすか?』
と少し怒ったような表情で言う。すると
zm「いや、俺ちゃうねん。お前のことや」
と答えが返ってきて…
『ほぉ、ってえ?』
とびっくりしたような表情であの子は言う。表情がコロコロ変わるやつやな…ボソッ
zm「俺、Aの味方になりたいねん。今更こんなこというんはバカらしいと思うねんけど…その…シャオロンにはしっかり許可とってきたで」
急に真顔になってそんなことを言い始めるゾムに
『いや、シャオちゃんがどうのこうのはどうでもええんやけど…』
とあの子は言う。
zm「やっぱり…『僕はええよ』え?」
少ししゅんとしながらそう言いかけたゾムに対してあの子はそう答えた。
『でもそのかわりゾムも回りからの対応が冷たくなるかもしれへんで?』
zm「俺はAがいてくれたらそれでええんや!」
『仲いい人…幹部にたくさんおるんに…』
とびっきりの笑顔で答えるゾムに少し悲しそうな表情になるあの子。
zm「A!これからもよろしくな!」
そう言ってもう一度笑うゾムに
『…うん』
と控えめに笑う。そして…
『ゾム、書類は終わったん?』
zm「あ」
『終わらせてきぃ』
zm「ちぇ…はーい」
書類がまだ終わってなかったらしいゾムはちぇとか言いつつ部屋の外に出ていった。部屋に一人残ったあの子は少し嬉しそうに笑っていた。

第六話→←第四話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 6.7/10 (81 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
46人がお気に入り
設定タグ:無能パロ , 軍パロ , wrwrd!、wt
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ましかに - とても面白い小説ですね!!!続き楽しみに待ってます!!無理せず更新頑張ってください!! (2022年7月17日 11時) (レス) @page18 id: b45f3d1284 (このIDを非表示/違反報告)
みたぞの(プロフ) - オリ/ジナルフラグ立ってますよ!!ルール違反なので外して下さいね!!作品を作られるのはご自由ですがルールは確認された方がいいですよ!! (2022年6月29日 22時) (レス) id: 5dcad8042f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆきねこ | 作成日時:2022年6月4日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。