ゴールド・ハニー (ページ47)

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出来ることが格段に増えていって
気が付けば1歳の誕生日が間近に迫っていた。
冬はこの子達のおかげで好きになりつつある。

JK「1年ってあっという間だったよなぁ…。」

NM「今日なのか、1歳になるの。」

JK「そうなんです。ほんと大きくなっちゃって…。」

TH「だから午後から有給を取って誕生日パーティーをする、と…。
ねぇジョングガ。今月行けてないよね？」

JK「来るな来るな、俺の平穏な夢が崩れるので。」

JM「ささやかなバースデーより記憶に残る誕生日にしてあげたいと思わないのか!?」

JK「ユンギヒョーン……。」

説得してください。
面倒な2人組に絡まれたら困るんだよ。

YG「プレゼントだけいずれ持っていくつもりだったんだ。邪魔にならないなら良いんじゃね？(結構双子にメロメロな爺。)」

JK「ユンギヒョン!?!?!?」

HS「えっ今日誕生日か!!」

JN「マウリに贈るプレゼントは僕でいっか。」

そうして。

『あら。…皆さんお揃いで!!
お久しぶりです、上がってください〜。』

JK「なるべく早く帰ってよ!?」

『ジョングクお客様に何てこと言うの？』

JK「………ヨウコソ。」

JM「今Aちゃんの新たな一面を見た気が…。」

NM「思ったより尻に敷かれているな。」

MU「おーまっ!!」

TH「お前負けてんじゃん。」

JK「痛いところを突かないで？」

マウリは最近突然話し始めるようになって、
今のところオンマ、という言葉は聞けた。
アッパ、と言ってくれるのを心待ちにしている。
2番目こそは死守しなければ……

JN「ヤァ、マウリヤ〜!!大きくなったな、
ジンアッパだよ〜？」

JK「違う!!違うでしょ、ジニヒョン!!」

MU「(じんひょん…)じーよん？」

JK「ん!?」

MU「じーよんっ!!(言えて嬉しそう。)」

何てこった。2番目を親戚のおじさんポジションに奪われるなんて想像もしていなかったぞ。

『ドンマイ。』

JK「お!!れ!!アッパなのに…!!」

HS「(Aちゃんお願い出来る？)」

『(もちろん。)ジョングク、私はね、』

SK「あーー、ぱ。」

TH「…お？」

スングクにポンポン、と膝を撫でられる。
待って今何て言った？

SK「あーぱ。」

JK「アッパって、……!!」

ついに俺も…スングクや、天才だ!!

TH「(アンパンマンの話してたって
言えない雰囲気じゃん？)」

JM「(いっつもテヒョンア歌ってたもんな。)」

ジョングクがアッパと呼ばれる日はいつ訪れるのやら…。