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『ジョングク〜行くよ?』
JK「見てこの癒し。」
『…あれだけネットで買ったのに。』
JK「でも!!でも!!ほら、フード付きのは何着あっても欲しいじゃん!?」
『却下。』
買い物が進まない。
あれもこれも、目を輝かせているジョングクのせい。
JK「もうすぐクリスマスだね。」
『ほんとだ。』
JK「後数年したら、毎年おねだりされるのか。」
『頑張ってね、未来のサンタさん。』
JK「髭今から生やして白くしとこうか?」
『何言ってんの。』
早速親バカを発揮して、
JK「これ買って、パパ大好きなんて言われたら
ほんと財布の紐緩みそうで怖いな〜。」
ありそうな未来から目を背けたくなった。
JK「何してるの?」
『これ?今退屈な時間潰すためにね、編んでるの。』
JK「へー、………へへ、」
まじまじと編みかけの小さな靴下を見つめながら
自然にジョングクは顔を綻ばせていた。
JK「…こんな足小さいんだ。」
『今まだもっと小さいだろうけど。』
JK「赤ちゃんってどれくらいの大きさなんだろ、
これくらい?すっぽりおさまっちゃうのかなぁ。
ね、こっちの長いの何?」
『ああ、それは…ジョングクのマフラー。』
JK「……照れる。」
『いつも愛してるだの言ってくるくせに。』
JK「や、なんか…最高すぎて。」
@bts_twt
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作者名:鯢 | 作者ホームページ:https://twitter.com/3_sho_u0
作成日時:2021年7月25日 17時