ゴールド・ハニー (ページ43)

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◎ ページ43

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　JK「何ですかこの天使達は？」

『もう生後半年だよ。早いよね。』

JK「ってか、あーーー!!!!」

スングクとマウリが産まれてから半年。
無事に首も座り、随分取れる体勢が増えた。
もうベビーベッドだけが居場所じゃなくなった。

目を離した隙にティッシュを抜いて大惨事。
あるいは俺のアイデアノートをパクッとお口に持っていき、おかげでべっとりと唾液まみれ。

仕方ない。可愛いから許すしかないじゃん？

JK「だめだめ、マウリ!!これアッパの!!」

何のこと？と首をかしげるあざとい娘。
…本当に可愛すぎてこの先が心配になる。
後すんごい動き回ってる。

JK「スングクほら、飲まないと〜。」

嫌だ、とAの拒否する顔にそっくりなスングクはマイペースに過ごしている。
こちらは反対に寝転がる省エネタイプ。

まだ言葉は話せないにしろ、随分個性豊かな場面を見せてくれるうちの双子。
毎日すくすくとそれはもう、猛スピードで成長中である。

「「やっほ〜!!ジョングクくーん!!」」

JK「すみません、今留守です。」

「「ヤァ俺たちだって癒しが欲しいんだよ!!独り占めするのは良くないぞ!!」」

……出た。我儘少年団。
大体月1で必ず押しかけてくる迷惑団体。
今度管理人さんに出禁にしてもらおう。

うちの双子は可愛いし奥さんは綺麗すぎるし。会わせる意味が分からない。