ゴールド・ハニー (ページ36)

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『…えー、何抱っこ上手くなってるじゃん。』

JK「でしょ、さすが俺。」

『今の言わなかったらなぁー、惚れ直したのに。
それに、練習したんでしょ？

聞くところによると宣言したらしいじゃない、パパ？』

JK「………なんで知ってんの!?」

寒い冬の日がほんの少しだけマシになった。
Aが編んでいた靴下を履いて、同じポーズで車の中で寝ている双子。

長男、スングク。
長女、マウリ。

『ジョングクのことは大抵分かるのよ。』

JK「…俺も、頑張って分かるようになるから。」

『…頼もしいじゃん、どうしたの。』

JK「だってアッパだもん。」

自信満々、とはいかないけれど、胸は半分晴れるようになったジョングク。子供たちを見つめる目がすっかり父親らしさが浮かんでいた。

里帰りも終わり、今日からこの4人で生活していくのだが…

JK「何か手伝う!!」

『ジョングク、ミルクお願い出来る？』

JK「人肌って何だよ、
もうちょっと分かりやすく書いてくれ…、」

JK「ねぇマウリめちゃくちゃ飲むの早いけど…？
マウリさーん、…ゆ、ゆっくりね!!」

JK「アッパも泣きたいよ……、」

忘れてました、ジョングクさん。
末っ子なので、赤ちゃんの世話なんて未知の領域。

黄金マンネでもさすがに上手くいかなかったらしい。

JK「…でも可愛いんだよなぁ。」

アッパ修行、しばらく忙しくなりそうです。