ミン家の小戦争 (ページ9)

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YY「おんまのおいしいはんばーぐ!!」

YG「な〜美味しいもんな、」

『……普通に周りの人に迷惑だってば、』

YG「一刻も早く止めたかったらメニューチェンジをすれば良い話。」

『………も〜!!ユンギの入れ知恵でしょ!?』

YG「俺はなーんも。」

スーパーはそんなに広くないから、
今夜の我が家の食事情が丸わかりになるのはさすがに恥ずかしいと思わざるを得ない。

YY「……ぼく、おかしがまんするからだめ？」

YG「だってよ。偉いな〜ユンヨンは。
オンマと違って頑固じゃないもんなぁ。」

……ほんっとにユンギの悪いところだ。

顔の笑いが抑えきれてないのが、余計に腹立たしい。

『……ヤァ、明日はでもピーマン食べさせるからね!!』

YY「きょうはっ？」

『…ハンバーグ。』

YG「ユンヨン、ハイタッチしよう。」

…今日は珍しく、仲の良さが伺えるから
まぁ、悪くないし、たまには良いか、と
寛容になってしまうんだよなぁ。

『じゃあ、これ戻してきて。』

YG「…俺のばっかじゃん。」

『まさか何も利益ばっかり与えちゃ取引にならないの、よーく知ってるでしょ？』

YG「……くそ、
ユンヨンにもう１つ言わせるべきだった、
"アッパのも買ってあげて"って。」

『残念でした〜。』