ミン家の小戦争 (ページ13)

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え？怖くない？

ユンギさん眉毛上がってない??

今更自分の言動を後悔しても遅いのである。
彼を怒らせてしまったのは、もう取り返しのつかない事実であって、どう対処するかが問題だ。

『………ユンギ、』

YG「俺は今、何を思ってるでしょう？」

そのクイズ形式で和ませようとしている…
わけがない、めちゃくちゃ怪しげな笑みが怖いです!!!!

『……私が悪かったし、ユンギサランへ？』

…もうどうにでもなれ。お願いだから、機嫌が少しでも良くなってくれ。

祈ることしか出来ない私に、
ユンギは数秒の沈黙を貫いた後、

YG「……お前、馬鹿だろ。」

…第一声がそれって、あまりにも酷いのでは??

YG「…俺と目合わせないし、話あるって言ったら怯えた子鹿みたいにビクついてっし。
あー、ポンコツすぎて笑い止まんね、」

…忘れていた。
ヤツは私の失態を笑うタイプの人間だった。

『……もうっ、何事かと思ったのに、
ユンヨン見てく、』

YG「は？まだ話終わってないけど？」

『……え？』

YG「お前、サランへって言ったじゃん。」