ゴールド・ハニー II【完】 (ページ7)

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SK「あっぱはさんたさんにあったことある？」

JK「え、ああ…えっと、」

MU「さんたさんは、とーってもかっこいいんだって。みどりのおめめでねっ、しんちょうがたかくてね、みんなめろめろなんだって!!あっぱよりいけめんらしいよ。」

JK「何だって？」

気が付けばもうすぐ年末です。
年末も良いけどその前にするべきことが。
我が家ならぬ子供のいる家庭ではきっとビックイベントでしょう、クリスマス。

クリスマスといえば、大人たちの努力が試される時期である。

『サンタさんの外見まで詳しいのね、どこで聞いたの？』

MU「イェウンくんがいってたの。」

『ふーん、なるほど…。』

アッパよりイケメン。
アッパよりイケメン…。
アッパより…(大ショック)

それだけ俺がイケメンだってことで。
だってサンタさんはお…(略)

『"アッパよりイケメン"ならオンマも会ってみたいな。』

JK「……Aサン？」

とにかく。サンタイケメン疑惑なんたるものが出てしまうなんて。また俺見向きもされなくなるじゃん。

最近やっと、イケメン、カッコいい、アッパ最高って言われ始めたところなのに!!!!!!

JK「…く、思わぬ天敵が…、」

『相手は世界の子供に夢を届けるスターというね。』

JK「こっちだってグラミー賞に出席したスーパーアイドルなのに…!!」

『どう足掻いても勝てないわよ、サンタさんには。』

JK「いいや。そんなことはないはず。」

だって俺の子だし!!(根拠なし)