きみの弱いところ。【完】 (ページ18)

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■ ページ18

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『…弟です、』

JK「おい、」

『だって、』

…弟？
そう言われてみると、少しばかり似ている気もした。丸い目に、小さな口。
信じるのに疑いはなかった。

JK「…うちのヌナに変なことしたらタダじゃすまねぇからな。末代まで呪ってやる。」

TH「してないよ。」

JM「君シスコンなの？」

JK「ちげーよ!!」

一瞬でも心変わりかどうかを疑った俺は
この頃どうかしているみたいだった。

誰を好きであろうとも女は大抵興味なかったのに。

JK「それにしてもさっきのアンタ震え上がるかと思った。不良？」

『ジョングク。』

JK「俺、治安悪めになりたいんだよね。」

『皆勤の不良なんて聞いたことがないし、
心配掛けないでって言ってるでしょ。』

JM「あはは!!真面目に学校行ってるんだ？
僕で良ければ話し相手にはなってあげるよ、ジョングガ。」

JK「キムテヒョンの弱味教えてくれ、ジミンヒョン!!」

ジミンは良い子分を見つけた、と意気投合しているみたいだった。アイツはあまり交友関係を深く築かないタイプだというのに、意外だ。

『……テヒョン君？』

TH「わりーな、お前の姉ちゃん借りる。」

JK「嫌だと言ったら？」

『…ジョングク、お夕飯ヤンコチね。』

JK「3分。…延びたら殺す。」

TH「出来るもんならやってみな、ガキ。」