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JK「その彼氏とはどうなの？」
『あ、えっと…、』
JM「お前修羅場にでもするつもり？」
TH「そもそも俺のだし、」
JM「…変わったねテヒョンア。」
全くその通りだ。否定したいけれど、今までの交際とは真逆のような感情ばかり抱いてしまう。
JM「…チョンさん凄いや。」
まだその感情を自覚するのは怖くてそっと胸の奥に閉じ込めているんだろうか、とジミンはその時考えていたのであった。
TH「A、」
『テヒョン君!!』
JK「…誰？」
TH「彼氏。…そっちこそ誰。」
JK「テヒョンってあのキムテヒョン？」
目を丸くしたそこそこ容姿の整った奴。
とにかく彼女との関係性が何なのか早く知りたかった。
JK「…応援出来ないわ、A。」
『え？』
JK「遊ばれたいんなら話は別だけど。
なぁ、アンタ。Aを弄んで楽しい？」
鋭く睨み付けられて、その目付きはよく知っていた。
JM「…ストップ。あんまり部外者が口出すのやめてくんない？行こう、テヒョン。」
俺の異変に気付いたジミナがいち早く収めて俺の肩を掴んで出口に向かう。
歩き始めて数歩。
ジミンの足はピタリと止まった。
JM「チョンさんさぁ。
…あんまチョーシ乗ってると、
俺何するか分かんないよ？
良い御身分だね、男引き連れて。」
吐き捨てたその言葉はまだ店内にこだまして聞こえているような気がした。
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作者名：鯢
| 作者ホームページ：https://twitter.com/3_sho_u0
作成日時：2021年11月1日 14時
