きみの弱いところ。【完】 (ページ14)

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『…な、何で入ってくるんですか!?』

TH「そーいうとこだから。」

結局帰る気にもなれなくて近くにあるホテルに泊まる事にした。明日は土曜日だったのが幸いというべきか。

脱衣所に向かった彼女を追いかけて入れば
顔を真っ赤にして後ろを向く。

TH「狭いよ、入れないから空けて。」

『嫌です、』

TH「…どうせ後で見るじゃん。」

下着姿までしか目にしたことがなかったから
白い肌が露わになる瞬間は変な気分だった。

『っ、や、』

TH「まだ何もしてないよ。」

背筋をなぞっただけなのにわずかに首が上がる。

TH「耳も弱いんだっけ、？」

わざとらしくそう吹きかけながら囁けば
ほら、もっと体は喜んでる。

『っ、』

TH「今日はどんな弱点を知れるんだろうね。」

首筋とか？
そう考えてザラザラした舌で試しに舐めてみた。結果は予想以上。

TH「…そろそろ気持ち良くなってきたんじゃない？」

『っ、そっ、…ん、っ!!』

抵抗したつもりがかえって刺激させてどうするの？