社長さんと社員さんの話。(２) (ページ12)

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やまとside

ゆうたがなぜか、Aをほかのところに行かした。
Aは不思議そうに出ていき、その直後にゆうたが話し始める。

ゆた「やまとさ、Aと別れるかもって気持ちで付き合ってるわけ？それに、赤組のメンバーは黙っててくれると思うけど、もしぽろっと言っちゃったらどうすんだよ。ファンの子たちが本人たちから聞きたかったって責めてプチ炎上して責任感じさせたらこっちとしても嫌だろ。」
や「そうか‥。でも、別れるかっていうのはそういうわけじゃない…。もしもの話‥。」
ひ「だとしても、絶対結婚まで持ってくって考えて付き合え。俺たちだって、Aのこと好きだったけどその気持ちを押し殺して2人を応援してるんだぞ？」
とひゅうがが言った。
俺は困惑した。

や「え…？お前ら、、」
ゆた「うん。あっちゃんもゆうまもひゅうがも俺も、全員気になってたり好きだった。何度も告白しようか迷ってたやつだっていたんだぞ？お前ら2人が旅行に行った日、4人で集まって話したんだよ。応援しようって。好きっていう気持ちを押し殺して、見守ろうって。この気持ちをばれないようにしようって。」
とゆうたが言う。

や「嘘‥。…ごめん。俺の気持ちだけで、告白して付き合って…。お前らに相談しとけばよかった。苦しませてたとは思ってなかった…。ほんとにごめん。」
この言葉の途中ぐらいから涙があふれてきた。
自分勝手すぎた…。メンバーにちゃんと話しておけばよかった‥。

あ「やまと、謝んないで。それに、やまとがAのこと好きってのも何となく見抜いてたしね(笑)」
や「そっか‥」
ひ「俺ら幼馴染なんだからｗｗ」
ゆま「それに、俺らはもう吹っ切れてるし、2人を心から応援してるから大丈夫。俺らは、いい人見つける。だから、別れるっていう前提で話を進めないで。やまとがしっかりAを支えて幸せにしてください！」
ひ「2人の結婚式絶対呼べよ！友人代表でスピーチするし盛大に祝うからな！！」
ゆた「とにかく、やまとはこのことを踏まえてどうするか決まったか？」
や「わかった。この話を動画にして報告する。」
俺は腹を括った。そして、ゆうたがAを呼びに行く。