もう自分、男でいいっす2【ヒロアカ×暗殺教室】 (ページ22)

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68話力を、、！授けよう！！！ページ22

入試当日、入試会場は一般入試、推薦入試、特別推薦入試の3つとも同じなので、緑谷と一緒に行こうと、いつもの海浜公園に行った。

早速2人を見つけ、声をかけようと思ったんだが、オールマイトが髪の毛を一本引きちぎり、それを緑谷が飲み込んだ。

『えなにしてんの？？』

オールマイト「ﾋﾞｸｩ！！」
「あぁ、なんだ一颯くんか。見ての通り個性を引き渡してたのさ」

見ての通りとは

DNAを取り込むことで引き継げるらしい。

なんか思ってたのと違うな。

「力を授けよう」つって光がﾊﾟｱｧｧなって
「なんだ…?急に力が….!!」っていうのを想像していたんだけど

オールマイト「っておい！！時間ないぞ！？さっさといきなさい！！」

あと1時間で入試開始らしい。(他人事)

緑谷「えぇ！！これじゃ間に合うか間に合わないかギリギリ…!!」

そういや、一般入試が最初だっけ？

『送ってくよ。』

普通に走るよりビルの上から行ったほうが早いんだよな。

『ちょっと失礼。』

腕を足の後ろに回し、もう片腕で背中を支える。

俗にいう“お姫様抱っこ”ってやつ

緑谷「えっ、ちょ！」

『しっかり掴まってなよ。』

街中ってヒーロー活動以外、個性使用禁止だっけ。

まぁいいや。緊急だし。

バレなきゃ犯罪じゃないし(※プロヒーローです)

重力操作で浮き、ビルの上まで上がる。

フリーランニングで一気に住宅街を駆け抜ける。

途中緑谷ん家に寄って、身支度を整えるのを待っていたら、緑谷ママに話しかけられた。

緑谷ママ「あの！！ヒーローのシグレさんですよね！？」

わぁお

それなりに名が世の中に浸透してきていることは自覚していたが、街中で話しかけられるほどではないと思っていた

『え、あ、はい。そうです。よく分かりましたね。』

「出久から色々話を聞くんです。そしたら気づいたらファンになっちゃって」

他の人の家で話題にされたらちょっと恥ずかしくない？？私だけ？？

なんやかんやお母さんと20分話していたら、支度ができたのか、緑谷が出てきた。

緑谷「え、お母さん！？あんまり困らせないで！ごめんね一颯くん」

『全然！楽しかったよ。いいお母さん持ったね。』

ほんのちょっと羨ましかった。

ちょっとだけね？