もう自分、男でいいっす2【ヒロアカ×暗殺教室】 (ページ20)

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66話でも忙しいって幸せだよね、、、ページ20

配信が終わる頃合いを見計らったのか、しょうたんがリビングに戻ってきた。

「随分慣れてたじゃねぇか。視聴者のハートを鷲掴み。デビュー日にしてフォロワー1億人。ほんとに初めてか？」

『しょうたんが一番近くで見てたじゃん。そんなのやってなかったでしょ？w』

ていうか見てくれてたんだ。というとしょうたんは答えてくれず、話を逸らしてとんでもない事を口にした。

「そういやお前、雄英の入試、一週間後な。特別推薦入試。」

『…え？聞いてない。言われてない。知らされてない。』

「そりゃ知ってるわけないだろ。俺宛に公安から手紙が来てんだから。」

「プロヒーローとは言え、お前はまだ保護対象者。“そういう”ものは保護者宛に行く」

子供には決定権がないってか！！これが大人の力かー！！

しかもこの入試、受かることは決まっているらしい。

裏口入学だって言われないためのアリバイづくりだとか。

大人ってこえーーー

椚ヶ丘に行くことも取り消し。

もう泣きたい。

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こういう大人の事情は子供がどうこうでいるものじゃないことは、教わった。

だから、それに従うしかない。悔しいけど、これしかできない

だからそれでも純粋に楽しもうと思う。別に望んでいることじゃなくても、人生は一回きりだし、

そんな恨んでばかりな人生じゃつまらないと思う。

入試までの一週間、仕事がキチキチに詰め込まれた。

会見であんなに大きく言っちゃってるから、それなりに人からの期待というものは背負う。

でも街ゆく人に、応援されたり、写真一緒に撮ったり、

何より助けた人に「ありがとう」って言われるのが嬉しかったし、心が温かくなった。

極度のヒーロー嫌いだった私は、実は結構ヒーローの素質があったんだなって。

どこかでリフレッシュしたいな、、と思ってたところ

ちょうどいいタイミングにオールマイトから継承者のトレーニングに付き合って欲しいと連絡がきた

早朝でのトレーニングで、いつも私がトレーニングしている時間と被っていたので、快く受け入れた。