今日:6 hit、昨日:3 hit、合計:15,349 hit
小｜中｜大
きっと、たぶんそういうこと
arok
『Aちゃん？』
「………ぇ、大貴くん？！」
『そう！』
バイトの休憩中に行ったコンビニで偶然の再会をしたのは大貴くん。高校時代付き合ってた歳上彼氏の友達。彼氏が束縛酷くて悩んでいた時に相談に乗っていてくれたのが大貴くんだった。
『Aちゃん大学こっちなの？』
「いや、高校の時バイト禁止だったからこっちまで来てて今も続けてるんです」
『そういうことね』
「大貴くんはこっちに進学ですか？」
『そ、一人暮らし』
「なんか、意外です………(笑)」
『生意気な』
「えへへ、すみません」
『今日何時上がり？』
「多分23:30とかです」
『駅使うよね？』
「はい」
『まだ話したいから駅で待ってる』
「わかりました」
何一つ変わってない。変わったとしたら髪色くらい。
話してて落ち着くのは昔と変わらないところ。少し恋心を寄せていたことをふと思い出した。でも、結局彼氏とは別れて大貴くんとは話すことはなくなってしまった。それ以来と考えると5年以上は会っていなかった。
・
きっと、たぶんそういうこと｜arok ページ34
・
『Aちゃん？』
「………ぇ、大貴くん？！」
『そう！』
バイトの休憩中に行ったコンビニで偶然の再会をしたのは大貴くん。高校時代付き合ってた歳上彼氏の友達。彼氏が束縛酷くて悩んでいた時に相談に乗っていてくれたのが大貴くんだった。
『Aちゃん大学こっちなの？』
「いや、高校の時バイト禁止だったからこっちまで来てて今も続けてるんです」
『そういうことね』
「大貴くんはこっちに進学ですか？」
『そ、一人暮らし』
「なんか、意外です………(笑)」
『生意気な』
「えへへ、すみません」
『今日何時上がり？』
「多分23:30とかです」
『駅使うよね？』
「はい」
『まだ話したいから駅で待ってる』
「わかりました」
何一つ変わってない。変わったとしたら髪色くらい。
話してて落ち着くのは昔と変わらないところ。少し恋心を寄せていたことをふと思い出した。でも、結局彼氏とは別れて大貴くんとは話すことはなくなってしまった。それ以来と考えると5年以上は会っていなかった。
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 167人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ナコ | 作成日時：2022年9月26日 0時
