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有岡『山田どう?』
「んー?」
有岡『最近連絡取ってないからさ』
「んー、仕事忙しいみたい」
有岡『もうそろそろ年末に入るしこれからもっとだな』
「だね」
有岡『意外とサバサバしてんのな』
「そんなことないよ」
大ちゃんのおかげで山田くんと付き合えたと言っても過言ではない。現に大ちゃんにあれやこれとお願いしまくって協力してくれた人だから大ちゃんには恩しかない。
有岡『そう言えばさ、最近入った受付の三島さんわかる?』
「めっちゃ綺麗な人?」
有岡『そ、偶然なだけどさ山田の元カノなんだよね』
「え、、」
もう言葉では表せないくらい綺麗で吸い込まれそうなくらい顔立ちの人だった。未だに年齢確認される私とは大違い。
有岡『週5で会うっていうルール作られてそれに疲れて別れたらしいけどな』
「だからか………」
有岡『ん?』
「山田くんに前もって予定は立てないって言われてるから今日も会えないって言われて」
有岡『それでいいの?』
「うーん……でも、最低でも週2では会えてるし1週間空いたらお泊まりに誘ってくれるから」
有岡『山田の割には多いな』
「多いの?」
有岡『アイツ、頑張っても週1だわとか言ってたのに』
「んふふ、なんか嬉しい」
『は?』
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作者名:ナコ | 作成日時:2022年9月26日 0時