歪んだ夕日 IV (ページ3)

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お腹いっぱいになりゆっくりしていると先生から声がかかりそれぞれ部屋に戻って行く。

シュリ〈あ、大貴！〉

『おう』

シュリ〈今から一階のお土産とか見に行くんだけど行かない？〉

『行こっかな』

4人で行くことに。なんだかいつもよりも雰囲気が良くない気がするのは気のせいじゃない。

『おい』

「わたし、？」

『アイス奢って』

「は？なんで私が………？」

伊『俺も！』

『さっきお前のせいでお腹いっぱいにならなかったから』

「わたしのせいって、」

伊『そうだそうだ！』

「いや、慧は食べてたでしょ！」

伊『食べてない』

「買えばいんでしょ、買えば！」

そう言い、2人から離れてお土産を見る。今まで言ったホテルとは違って、一角とかにあるんじゃなくてだいぶ広いから色々な物が売っていた。

『最終日に告白するらしいよ』

大貴が私の後ろを通った瞬間ボソッと呟いた。

「は、え、？」

大貴は振り返ることなくシュリのところへ行ってしまった。

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