短編集 Ⅵ (ページ29)

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大きな溜め息を吐く大ちゃんにまだダメかと思っているといきなりソファーに押し倒されて視界には今まで見たことのないオスな大ちゃんがいた

「んっ！………ん、っ、はぁ、…………」

『…………っ、……………………』

いきなり深く口づけてきて必死についていくけど、キスすらも未経験な私には到底上手くできなくて息ができず大ちゃんの胸板を押し返した

『俺とシたいならこれくらいはできてよ』

「ごめ、…………もういっかい」

『本当懲りないな』

「下手だけど、呼んだらいつでも飛んでいくし毎日だってできるよ」

『シたこともないのに毎日なんて簡単に言わない方がいいよ』

「大ちゃんとできるなら毎日するもん」

『はぁ、…………』

我ながらに凄いことを言ってることは充分承知の上
でも、大ちゃん意外何も要らないんだよ

『俺の負けだな』

「まけ？」

『好きだよ』

「は！！！！！！！え？」

『好きだから大切にしたかったんだよ』

「Aのことすきなの、、？」

『保育園の頃から』

「ええええぇぇぇぇ、…………うそ、」

『本当』

「嬉しすぎて、ふるえる…………」

『アハハハハ』

「大ちゃん！好きだよ！」

『知ってる』

「大ちゃんの彼女だぁ〜」

『かわいすぎ』

「えへへへ」

「大ちゃん」

『んー？』

「いっぱい色んなこと教えてね」

『ふは、楽しみにしといて』

「うん！」

END

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