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夕日が辺りをオレンジに染め始めて来た頃に集合がかかり昨日とは別のホテルに向かった
明日が自由行動だからなるべくホテルと自由行動の範囲が近い方がいいという理由らしい
ここから涼介くんのホテルまでは正直遠い
電車やバスを調べてみるもののわけがわからない
近場でビジネスホテルを探すことにした
2,3,000円代であるから取り敢えず行ってみようか、それより涼介くんに連絡をいる方が先か、……
「……きょ、は、ほてるとってくださ、…いや、バレる」
打っては消しての繰り返し
今日は予約できてたみたいなので皆んなと同じホテル泊まれることになりましたって、だったらしおりに書いてるよってなるよねたぶん…………
〈何してるの?〉
「い、ちのせさん……」
一ノ瀬〈涼介は?〉
「多分ホテルに戻ったと思います」
一ノ瀬〈あなたは何してるの〉
「私は、、ホテルさがしを…………」
一ノ瀬〈涼介の泊まってるホテルは?〉
「距離的に厳しくて、」
一ノ瀬〈…………………じゃ、〉
「…………?」
一ノ瀬〈私の部屋泊まっていいわよ〉
「へ!?そんな申し訳ないです、、」
一ノ瀬〈1人部屋よ?〉
「でも、」
一ノ瀬〈それで私が涼介のホテルに行くわ〉
「…………」
一ノ瀬〈ホテル、困ってるのよね?〉
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作者名:ナコ | 作成日時:2021年11月6日 1時