9-nine-［5］

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侑李にこっちで勉強すれば？って言われていつもなら行かないけど今日は涼介くんと一ノ瀬さんが気になってしかたがなかったから行くことにした
















「皆さんは、一ノ瀬さんのこと、その、応援とかしないんですか？」


中『応援？』


「中学生の頃は2人は付き合ってたからより戻して欲しいとか思わないのかなって、」


有『寧ろより戻されると困る』


「こまる………？」


知『優衣が留学行った後、めちゃくちゃ壊れて誰も手付けられなかったからさ』


中『そぉ、だからやまは優衣のこと怒ってると思ったんだけどな』


有『唯一壊れた山田を直したのがAだからさ、俺個人としてはこのまま付き合っててほしいかな』


「そうなんですね」


知『涼介にとってAの存在は大きいよ』


「……ありがとう」

















少し暗い話しをしたのに気を遣ってくれて直ぐに明るい話しを切り出してくれて話しているとあっという間に着いた
















有『やまだーー！ゆいーーー！』


一ノ瀬〈しーっ！〉


知『涼介は？』


一ノ瀬〈そこで寝てるから〉


中『相変わらず寝顔可愛い』


一ノ瀬〈……Aさん？〉


「………ご機嫌様」


一ノ瀬〈ご機嫌様〉

















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