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『映画なんか見る?』
「…み、見ます」
『敬語だし、さっきから目合わないんだけど』
「だって、メガネかっこよすぎて見れません」
『じゃあ外したらこっち見る?』
「メガネしなくても見えるんですか?」
『見えねえけどAがこっち見ないよりかはマシ』
そう言ってメガネを外そうとする大貴くんの腕を掴んだ
「ちゃんと見るから、外さないで」
『じゃあ、ちゅーして』
「え!!」
『だって見るって言って今も見てくれてないじゃん』
「だからって、…んっ、!………」
『もう遅い』
いきなり大貴くんにちゅーされて絶対今顔赤い……
『そろそろメガネ慣れました?』
「すこし、」
『……まぁ、いっか』
「だって、大貴くんがメガネしてるって知らなかったから」
『あー、泊まった人しか知らないかも』
「山田くんとかも知ってるの?」
『知ってるよ』
「なら山田くんに大貴くんのメガネのこと聞いとけばよかった、」
『なんでよ』
「だったら耐性が少しはあったかもしれないから」
『やだな』
「え?」
『誰かから聞くんじゃなくて、Aが見て俺のこと知っていって』
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作者名:ナコ | 作成日時:2021年9月18日 22時