天才少女は大変だ。2

69 ページ21

「おはよー。」




教室に行くと、ちらほらと人がいる。




女1「あっ、Aちゃんおはよっ！今日朝練ないんだ。よかったね！」




「うん。本当によかった。」




女1「大変なことあったら言ってね！手伝う！」




「ありがと。」




温度差とかは気にしないで。私はこれが普通だから。うん。




女2「Aちゃん、ちょっといい？あのね、数学のこれわかんないんだけど………。」




「ん？どれ？あぁ、これはここにこれを代入すれば解けるよ。」




女2「あっ、ほんとだ！ありがとう！」




このクラスの女子はね、皆かわいいの。しかもノリよくて。男子も。




クラスに恵まれたなぁ……。




バレー部がいることは除いてね。うん。




ちょっとまったりしてたら、私の嫌いな人センサーが発動。




これが発動するのは一ノ瀬夢華と及川くらい。




ちょっと警戒してたら、はい、なんと。




一緒に登校してきたんですね、国見さん。




一ノ瀬夢華と。




ありえない………。私だったらたえられないわ…。




でさ、私のほうみて一ノ瀬が、ふん、って顔したけど、はあ？




私がバレー部の人のこと好きだって思ってるのか知らないけど、まったくそんなこと思ってないのでぇ？




一ノ瀬と国見一緒にいる！→嫌いな人がまとまってくれてる→やった！こっちこないよね！



だから。はい。

70→←68

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す