Rioさんリク！ 帰り道 sho×syp 会社パロ ページ33
ショッピside
あと1時間で定時だ。
今日は彼氏のシャオさんと帰りに何か美味しいものでも食べよう、と計画しておりお互いに定時退勤の約束をした。
2人で何を食べようか、なんて考えていると。
後ろから声が掛けられる。
「ショッピ君、明日までにこれお願いできるかな」
今日の分の仕事の終わりが見え、これなら定時で帰れる、と背筋を伸ばした俺のデスクに課長が書類を置いた。
「え、あの…明日まで……？」
正気か？と課長を見るとヘラヘラ笑っている。ふざけんな。とは言えない為黙って仕事を引き受けた。
そんなこんなで1時間集中力を最大にしてその書類を終わらせようと励んだが残念ながら定時には間に合わなかった。
『すいません、急に仕事頼まれて1時間だけ待っててください』と彼にLINEを送る。
すぐに既読が付いて『頑張ってな！』の文字とOKのスタンプが送られてきた。
なんて優しい人なのだろう、と疲れもあり思わず泣きそうになるのを耐えながら俺は書類に視線を戻す。
1時間後。
「……終わったぁ」
背筋を伸ばして掛けていた眼鏡を頭に乗せて書類を既に帰った課長のデスクに置く。
疲れが溜まりあちこち痛い身体を引き摺りながらほぼ人の居ないオフィスを出た。
彼にLINEを送ると近くのカフェにいたらしく会社まで迎えに来てくれるとのこと。
……早く彼の顔が見たい。
そんな事を思いながらエレベーターに乗り会社を出た。
「お！ショッピくんおつかれ！大変やったなぁ」
少し暗くなり始めている空の下へ出ると彼がニコニコと笑いながら俺に駆け寄ってくる。
その笑顔が今の俺にとってはなによりも癒しだった。
けれどどんな理由があれ約束を破った罪悪感でやや俯いていると。
「何食べ行く？」
彼が俺の頭を撫でた。
くしゃり、と俺の猫っ毛を掻いて笑うその表情に釣られて思わず俺も笑う。
「じゃあラーメンで」
きっとその声が震えていたのは気のせいだろう。
「ふーふー……」
箸で持ち上げた麺に何度も息を掛けて冷ます俺を見て彼が笑う。
「もう冷えたやろw」
クスクスと笑いながらコップに水を注いでくれる彼にお礼を言いながら言葉を返した。
「俺猫舌なんですよ」
と舌を出すと、彼はなんとも言えない顔で笑う。
ようやく冷えた麺を啜って咀嚼する。
この会社に入社してばかりで仕事が上手くいかず悩んでいたときは彼が必ずここに連れて来てくれた。
鼻の奥がツンと痛む。
その時。
「ショッピくんはええ子やからなぁ」
シャオさんが俺の肩に顔を預けて呟いた。
ｳﾏｸｶｹﾝ…ﾂﾂﾞｸﾖ
▼続き▼ラーメン食べたいなぁ、豚骨と塩が好きです→←▼続き▼最近文字つめつめで読みにくいですよね…
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ぽっとけーき(プロフ) - ここでのリクエストは更新停止中の続編(https://uranai.nosv.org/u.php/novel/hana2006094/)に書かせて頂きます (8月5日 19時) (
レス) id: 300a10b231 (このIDを非表示/違反報告)
けちゃっぷ - グロい系は地雷なのでその辺よろしくお願いします！ (8月5日 0時) (レス) id: ab3c60d0f5 (このIDを非表示/違反報告)
けちゃっぷ - 初コメ&初リク失礼します！syo×siがみたいです... ちなsiさんは受けでお願いします！ (8月5日 0時) (レス) id: ab3c60d0f5 (このIDを非表示/違反報告)
ミール - クロノアさんが攻めのトラゾーさん受けがみたいです！！ (7月23日 19時) (レス) id: 9c2c150933 (このIDを非表示/違反報告)
憐華 - ぽっとけーきさん» わかりました………！ありがとうございます、！！ (2023年4月26日 0時) (レス) id: fab616ee26 (このIDを非表示/違反報告)
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