溺愛 ページ12
ｶﾞｼｯ
「え、」
「…んで話聞かないんだよ」
「…は?」
「ってか先に言うなよ」
「いやマジなに」
「普通男が先にいうもんだろ」
「あ、」
もしかして、
「俺はずっとお前のこと幼なじみって思ってなかった」
「気づいた時にはもう好きだった」
「だからわかりやすいぐらい溺愛してやったのに」
「お前鈍感だから」
「全然気づいてくれなかった」
「だから違うやつと仲良くしたら」
「わかりやすいぐらいに避けられて」
「挙句の果てにはAじゃない女の子と帰れとか言われるし?」
「まぁお前がいいならいいかって思ったけどやっぱ悲しかった」
「好きな女に言われるのは」
「ｯ、ごめん」
「いや別にいいんだけどさ」
「だからいまAが好きって言ってくれのはすげー嬉しかった」
「次は俺の番」
「俺もAのこと好き」
「こんな俺だけど付き合ってくれませんか」
「…わがままだよ?」
「知ってる」
「わかりやすいぐらいに嫉妬するよ?」
「そこも好きだから」
「…ｯよろしくお願いします、泣」
「なんだよお前泣いてばっかじゃん笑」
「優太のせいだからね、泣」
「また俺のせい?笑」
「うん、笑」
私の幼なじみはわかりやすいぐらいに溺愛してるけどそのぐらいがいいのかなって思ってしまうのはきっと私も好きだから
「俺これからも溺愛すっから！」
「分かってる笑」
「ってうちも束縛しちゃうかもね?」
「え、それはそれでwelcome」
「は、きっしょ」
「きしょいって言うな！」
こんなふうにいつまでも仲良くしていこうね優太
Fin
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 58人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：華夏 | 作成日時：2018年9月24日 6時
