＊Peace16ークイズショー�� ページ17
…さりげなくイチャイチャし始めてアンダイン達は一旦置いておいて。
パピルスのことをどう思っているか…そう問われたモギハは、彼のことを思い返していた。
いつも明るくて笑顔。何があっても前を向き続けて、決して折れることはない。強くて、眩しくて…それに何より、やさしい。
モギハが手を塵に染めたあの時も、パピルスはずっと彼女を信じていた。次はちゃんと友達になろうね、その言葉を辿って、モギハはこの世界を繋いだ。繋ぐことが出来た。みなの優しさを優しさだと、感じられるようになったから。
「…パピルスは、優しい…と、思う」
「うんうん」
「それで、強くて…眩しい。…一緒にいると、心がぽかぽかする気がする」
「…子猫ちゃんは、彼を友達だと思ってる？」
相槌を打ちながら、メタトンは優しく問うた。
モギハは一瞬きょとんとした顔をしたかと思えば、すぐに頷く。
「うん。…パピルスは、私の友達」
「そっか。じゃあそれが、キミの思う『友愛』ってことだね！」
ひとつずつ整理しながら、けれどスムーズに。流石スターといったところだろうか、その言葉運びは彼女の心を上手く引き出していた。
…と、不意にメタトンはモギハへと身をかがめ、微かに緊張した声音で聞いた。
「モギハちゃん…ボクのことは、どう思ってる？」
「…？メタトンも、友達…だと思ってるけど…」
「ボクも！！…じゃなくて、ほら、ね？優しいとか、かっこいいとか…」
ああ、とモギハは彼の思惑を理解した。
パピルスに言った、優しいやら強いやらの褒め言葉。メタトンはそれがほしいのだ。褒められたい気分なのかな、と一人納得しつつ、口を開く。
「メタトンは、かっこいいよ」
「ン゛ン゛ッ」
「みんなの憧れで、スターで…プロ意識っていうのかな、そういうのも凄いと思う。
演技も上手だし、みんなを楽しませるために頑張っていてかっこ」
「待ってストップありがとうわかった！！！！」
すらすらと唱えられる褒め言葉に、メタトンが呻きながら床に崩れ落ちた。
「…大丈夫…？」としゃがむモギハへ、「オーバーヒートしそう…」とつぶやきながらもメタトンは安心させるように微笑んで、そして。
「…モギハちゃん」
「うん…？」
「ボクとけっこｎ」
スコーーンッ！！！と小気味良い音をたてて、彼の体は後ろに倒れていく。
その後ろにコロンと転がったのは、青い魔力を纏った一本の骨だった。
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紅奈虹夢＠虹茶(プロフ) - すっごい遅いですがあけおめです、＿＿＿ああ、、、、、せっかく感情が出せるようになったモギハ＿＿＿＿＿＿ (2月7日 17時) (
レス) id: 763d4d21f9 (このIDを非表示/違反報告)
理月(ログイン出来なくなりました)(プロフ) - あけおめです！(二月ですが…)更新ありがとうございます♪ また書く余裕ができた時にでも更新してくれると嬉しいです！ゆっくり待ってます♪ (2月5日 19時) (レス) @page23 id: 0cd7ad7d31 (このIDを非表示/違反報告)
志水 - あけましておめでとうございます！ (1月6日 23時) (レス) id: eb7a4a6b55 (このIDを非表示/違反報告)
ネコ枕 - 久しぶりに読みにきましたが、すごく面白いです..！本当に大好きだったので更新頑張ってください！待ってます！！ (12月31日 5時) (レス) id: eb7a4a6b55 (このIDを非表示/違反報告)
紅奈虹夢＠虹茶(プロフ) - 更新 ありがとうございます！ああ、、、、、G ルートの悪夢が、、、、、 (10月31日 7時) (レス) @page22 id: 763d4d21f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：如月すや | 作成日時：2023年1月4日 1時
