カタオモイ。2【片寄涼太】

58 ページ9

・



皆で遊びに行った日から

１週間と少しが経った。




なんていうか、、すごく、あっという間で。



毎日、変わったことも特になく。



ただただ楽しい4人の時間。



そしてドキドキしちゃう学校への

行きと帰りの道。




そんなふうに1日が終わり、

また同じような1日が始まる。




こんな毎日に飽きないのが不思議。




だから....



いや、だからっていうのは違うけど、、




今日は少し違うことをしてみよう。




『今日、寄りたいとこあるから。』



涼太「....へぇー」



『だから、ランちゃんと先帰ってて。』



涼太「........は？え、なんで。」



『いや、、、えっ....？』



逆に、なんで。



涼太「帰る時間、遅くなんねぇの？」

「どこ行くか知らんけど、、ついて行ってあげれるで？」



はぁ....

と心の中でため息が零れる。



それはきっと憂鬱だからじゃなくて

きっと、きっとね。



幸せだから。




『....一昨日発売だった雑誌が欲しくて。』

『買いに行けなかったから今日買いに行くの』




涼太「....俺も行く。」

「そいえば俺も欲しい本あったし。」




ねぇ、涼太....？




私、知ってるよ....？



欲しい本なんか、ないでしょ？

今日、新しい本読み始めてたの

どこのどいつなんだよって。



『ん。じゃ、行こ。』



素直に喜べるのは、

私が涼太に気持ちを伝えない限り

きっとむり。




でもさ、期待だけはしてていいかな....？



なんて思った、いつもとは

少しだけ違っていた1日だった。




――――――――――――――――――――――――――――――――――



この作品を読んで下さっている皆さん！

ほんとにほんとにありがとうございます。

あまり有名でもない、私なんかの作品を....



感謝してもしきれないです、、(；；)



実は、最近、夢に好きな人が毎日のように出てきてくれてとても機嫌がいい作者です。(は



皆さん！作者は単純ですよ！！

機嫌が良いと更新ペース早くなります。

右側のお星様を押して頂けるともっと

更新ペース早くなります。きっと。



もし良かったら押してくださいm(_ _)m




ついでにコメントなんかも待ってます♡



....なんて、無駄話すみません！

これからもどうぞよろしくお願いします！

以上作者でした。

59→←57

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す