カタオモイ。【片寄涼太】

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涼太side




気づけば土曜。



もう明日か、、日曜日。早いな笑



ランちゃんが見に行くと言っていた映画
Aも好きそうなやつ。
てか、見たいなってこの前言ってたし....笑




どんなやつなのか、知っちゃうと見てる途中に飽きる。絶対。




でも、気になったら調べてしまう俺。
あー、恋愛系。切ない系。....幼馴染の。。



幼馴染で恋愛、そんなの
映画とかドラマの中だけだって。




実際は友達なわけだし。。




“幼馴染”




その単語を聞いて思い浮かべるのは1人だけ。




仲良くなるのは男じゃなくて女なのかよって
よく周りにからかわれたけど、、




こいつと幼馴染って結構楽しい。
誰になんと言われようが
俺が楽しいんだから





それでいい




そんなふうに今まではおもってたけどさ、、




あいつの恋愛をさまたげるようなら
俺はいつでも距離とるけど、？




暇だからとAにかけようとした電話。




静かにその画面を閉じた。




そもそも、、俺がここまでAの事を
考える理由、、、




それは、




小さい頃からの俺の当たり前だから。





ただ、





それだけのこと。

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