カタオモイ。【片寄涼太】

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涼太side




いつも俺の隣を歩いてるこのちっちゃくて
幼い頃からずっとモテてるくせに彼氏出来たことがないやつ。
それが、、俺の幼馴染のA。




俺たちが出会ったのは2歳の時。
保育園が一緒になって、親同士が仲良くなって
気づいたら一緒にいることが多くなってた。




小さい頃のことはあんまり覚えてないけど




とにかく、Aは強がりで。
....Aの父さんが病気でこの世を去ってしまった時も無理して笑ってた。



俺のこと見た瞬間急に泣き出して、
『涼太はいなくならないでね』とか言われたっけ？笑




それからずっと大切にしてるつもり。




俺に好きな子ができた時も応援してくれてアドバイスとかくれたし。

部活で大会とかあったら応援に来てくれた。

俺にとってAは、友達以上で恋人未満。
一緒にいて心地よくて、それが当たり前な、
家族みたいなもの。言ってしまえば妹。笑




離れるとか考えられなくてなんとなく同じ高校に入学したらまさかのクラスが一緒。




やっぱりこいつと俺は腐れ縁なのかも笑




涼太「明日、友達ちゃんと作っとけよ？じゃないと絶対後悔する笑」



『うん、わかってるけど....』




涼太「ぼっちちゃんって言われたくないんだろ？」




『当たり前じゃん！！』




涼太「はい、じゃあ頑張って笑」




『....はい』



かわいい、妹みたいなやつ。

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