カタオモイ。【片寄涼太】

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玲於side




玲於「おはよう」




『あ！玲於くん。おはよう』




月曜日、登校して1番にAちゃんに声をかける。




ひとつに結んだ髪の毛を揺らしながら振り向くAちゃんを見てまた、かわいいななんて思う。…俺らしくない。





涼太「おはよう玲於」




藍「おはよー」




月曜日でも俺にとっては憂鬱じゃない。




憂鬱じゃなくなった。




涼太「んで、なにA。話の続き笑」




『え、、、なんだっけ....？ランちゃん笑笑』




藍「あの、、ほら。トランプがどーのって」



『あ、そーだそーだ笑』



涼太「........？いや、でなんだよ笑笑」




『4人でやりたいな〜って笑』




藍「それだけかーい」




玲於「なに。俺が来ただけでその事記憶からとんでたわけ？笑」




『うん、、、私すぐわすれる笑』




涼太「よく手に書いてるよな笑」




藍「確かによく見るかも笑笑」




あ、今のちょっとムカつく。



俺知ってるよ感。笑



『書いとかないとむり。まじめに。』



玲於「なんかそんなドラマあったよね。1日で忘れるから体に書いとく探偵みたいな笑」




『あ！それ見てた！！』



藍「見てた見てた！！」




涼太「えまって、俺それ知らない」




よし、勝った。

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