カタオモイ。【片寄涼太】

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玲於side




ランちゃんの一言で始まった今回の
映画見に行くって話。




正直、最近の映画とかなにがあるのか全く気にしてないから見たいものとかないんだけど




週末とか基本暇人極めてるし。。




涼太くんもAちゃんもランちゃんも楽しそうに話してるの見てると、この人達にはなんか心許せるっていうかなんていうか。




涼太「玲於はなんか見たいのとかあんの？」




玲於「んー、別に？」




涼太「そーだよな笑 Aたちに任せるか！」





玲於「それがいい笑」




涼太くんと2人になってそんな話。




玲於「俺、彼女以外で女の子と出かけるのって初めてかも」




涼太「へぇー。てか、玲於彼女いたことあるんだ笑」




玲於「え、涼太くんねぇの？」




涼太「....え？え、、」




玲於「そんなモテるのに笑」




涼太「いや、俺振られてばっか笑」




玲於「へぇー、、今好きな人は？」




涼太「いたら他の女子と遊びになんて行かない笑」




玲於「そっか笑」




涼太くんが俺のライバルだとしたら


適うわけない。



なんて思ってたけど




そうじゃないみたいで安心した。




涼太「そういう玲於は？」




玲於「教えねぇ笑」



涼太「は、ずる笑」



玲於「そのうち教えるから」




安心した....なんてこの時の俺は


呑気に思ってたんだ。

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