チャラい先輩２【alan】

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亜嵐side




映画はAちゃんの言ってた通り、ラブストーリーだった。



ドロドロしてる訳でもなく、、
女子なら誰しもキュンキュンするに違いないであろうって感じの物語？



なんで親戚のおばさんが俺に渡したのか
不思議だよな笑



途中、キスシーンとかあるわけで彼女になったばっかりの子と2人で見るのにはあれだったけど
Aちゃんは全然気にしてないみたいで笑




『面白かったですね』



なんて可愛い笑顔を向けてくる。




この笑顔に何回惚れればいいんだろ。




亜嵐「うん。たまにはいいね。こういうの見るのも」



『私も久しぶりです。映画見たの』




亜嵐「連れてきて良かった」



『ありがとうございます。』




亜嵐「デートですからっ笑」




『実は好きな俳優さん出てて、ほんとに見れてよかったなって思ってます。』




亜嵐「ほんと？どの役してた人？」




『ほら、あそこで登場した....』




亜嵐「....ん？どしたの？」





急に話すのをやめたAちゃん。
せっかく楽しそうな顔みれたのに。。




『あ、あの、、次どこ行きます？』



そうやってまた嘘の笑顔見せられたらさ、



亜嵐「ねぇ。なに？どうした？」



気になってしょうがないじゃん？




『手繋いでください、、、早くっ』



仕方なく？言われた通りにすると
ドキドキが抑えられない俺の心臓。。



もう意味わかんねぇよ。Aちゃん。

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