チャラい先輩２【alan】

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＿＿＿現在．



『伊勢田先輩とね、似てたの。白濱先輩が』



隼「そっか」



『そんなことするような人じゃないって分かってるけど....わかってても、あの笑顔を見たら思い出しちゃう』




隼「そーだよね」




『もうあんな思いしたくない....ｸﾞｽｯ』




気がついたら泣いてた。




泣き虫。すぐ泣いてる。何回目....？笑




学校からの帰り道、静かな公園で
泣いてる私とただ頷いて話を聞いてくれる隼くん。




『ごめんね、でもありがとう』




隼「....どうすればいいと思う？」




『え？』



隼「どうすれば、、その過去のことをトラウマにしなくていいようになると思う？」



『....わかんない』



隼「Aちゃんは亜嵐くんのこと、好き？」



『好きだけど、これが恋愛感情なのかわかんない。けど、、白濱先輩の好きと隼くんの好きはよく分からないけど違うの』




隼「....俺もAちゃんのこと好きだよ？」




........




隼「だから、辛いこととか1人で抱えて無理して笑ってるの見るのは嫌。きっとそれは亜嵐くんも一緒。」




『うん』




隼「今度は、、俺の番だね。」




「亜嵐くんにちゃんと何があったか説明してあげて？」




『....わかった。』



ここにもいた。



優しい人。



私の味方になってくれる人。



もう泣かないでって優しく抱きしめてくれる人。

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