ちょっとだけ you ページ47
ほんと…すごくいい曲
《Y》ドンへらしい、すごく甘くてでもせつなくて、、決してユナさんことを悪くなんて書いてないし。
歌詞を見ているだけで私まで涙が出そうになった
ドンへの辛さも、ドンへのユナさんへの愛情も、すごくすごく伝わってきた
「…こんな曲書いてもらえるなんて、ほんとユナさんが羨ましいよ」
泣きじゃくるドンへに声をかけると、ドンへはヒクヒク言いながらもこたえてくれた
DH「…おれっ…ほんとにっ……好きだったからっ……まだっまだっ…もどってきてほしいって…願っててっ…しつこいだろうけどっ…諦めれるまでっ…がんばりたいっ……」
あぁ、ほんとに、こんなに心が崩れやすいのに、耐えてきたんだ
頑張ってきたんだ
「…大丈夫(^^)
頑張ろ。大丈夫」
うんうん、とドンへは強く頷いて涙を拭った
「ドンへは…たくさんの人に愛されてるんだよ…」
私にはあり得ない、そんな所にいるドンへ
「抱え込まないで。大丈夫だから」
なのに1人で抱え込むドンへ
ばかなんだよね、笑
「たくさんの人がいるなら頼ればいいんだよ。」
ただ…それだけ…
私には、おんにと、ヒョクがいるから
ひとりぼっちの頃に比べて、すごく幸せ
DH「うん…っ泣」
ドンへは目をうるうるさせながらも、必死にこらえて、私の手を握ってきた
DH「俺も…俺もAを支えたい…
なんかあったら、いつでも、話して。」
「こまうぉ…(^^)」
やー、笑
…ドンへには、まだまだ私を任すなんて、早いよ…
こんなガラクタを集めて人にしてくれたのはおんにで…人になった私に幸せを教えてくれたのはヒョク…
「ヒョクに勝てる？笑」
DH「勝つもん！」
むっと口を尖らせながら子供のように言い返してきたドンへが可愛くて、思わず笑ってしまった
DH「俺の前でも…たーっくさん笑顔みせてね(^^)」
ニコッと笑うドンへをみながら泣き虫で、こどもみたいだけど、ちょっといいかもな、なんて思った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 229人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：南瓜 | 作成日時：2015年4月10日 18時
