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笑顔 DH ページ43
約束の日がきて、レッスン室にいると、Aがひょこっと顔を覗かせた
「…うちおいで」
DH「へっ⁈」
《うち》
ってどこ？！
「angel。個室あるし、今日は歌詞作ろ、ここじゃやりにくい」
Aはそういうと、俺の手をひっぱって歩き出した
うわぁ…手繋いでるよね、これ？！(違う
「歌詞…考えてきた？」
angelに向かってる途中、Aが振り返って聞いてきた
DH「うん！いい感じに(^^)」
そっか、とAが微笑んだのに見惚れてると、事務所の出口じゃない方に歩いてる事に気がついた
DH「出口違うよ？！」
「あー裏口。こっからでるともう目と鼻の先にangelあるよ」
裏口…そんなの知らなかった…
でも裏口あるほうが、人にも見られにくいしよかった！
DH「俺、angel初めて行く！」
「そーだっけ？笑
じゃぁなんかケーキあげるよ」
DH「まじで？！やったぁぁ♪」
普通に全力で喜んでると、前を歩くAの肩が揺れてて、笑ってるのがわかった
「ヒョクがほっとけないやつっていってるけど、ほんとにそうだとおもうよ」
前を歩いてるから表情はよめないけど、きっと優しく笑ってるんだと思う…そう考えると、心が少しあったかくなった
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作者名：南瓜 | 作成日時：2015年4月10日 18時
