大人気YouTuberの恋３【短編集】 (ページ17)

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GPSが指していた公園に着くと、微かにAの声がする。
遠くで、助けてと言っている気がした。

声の聴こえるほうに走ると、Aがガタイのいい男たちに腕をつかまれ車に連れていかれそうになっていた。

足の速い、テオくんとやまとも来て2人もそれを確認したようだった。
俺ら3人はすぐさま、車に駆け寄った。

ゆた「A！！！」
彩未「え？」
テオくんとやまとは一人ずつ男を捕まえ、後1人の男は逃げそうになっていたが追いついたひゅうがによって捕まった。

彩未ちゃんはどこから出したのか分からないナイフを持ち、Aに手をかけていた。
彩未「これ以上近づかないで！近づいたら、こいつを殺す！！」
や「おい！落ち着け！！」

Aを人質に取られたら俺らもどうすることもできない。
やっと追いついたじんたんとあっちゃんが警察に連絡したよ～！と走ってきた。
彩未ちゃんはその言葉に戸惑い、一瞬のすきを狙ってAを保護した。

彩未ちゃんと男3人は、じむぎりがよんだ警察によって捕まりAはケガすることなくこの事件を終えた。

A「みんな、ごめんなさい！」
テ「なんで、Aが謝んのｗ」
A「へ？」
や「そうそう！ついてかなかった俺らも悪いし！」
A「いやいやいや！」
ゆた「ごめんなぁ～、怖い思いさせたな。」
A「全然、、、」
じ「Aｗ涙目になってるよｗ」
Aの顔を見ると、今にも涙がこぼれそうになっていた。

A「ゆ”た”ぁ”～～～～」
その後、Aはすごい勢いで泣き、俺らは笑いながら声を掛けてコムドットハウスへと帰宅した。

その後…
①Aを一人でまた、女子数人と買い物に行かせない。
②やばいＤＭが来たらすぐさま知らせること。
③絶対に、1人で出かけないこと。
というルールをスカイドットで交わした。

Aは少々不満げに「過保護すぎない～？」と言っていたが、男7人とも「だめ。」と即答し、Aはあきらめて編集に戻っていった。