大人気YouTuberの恋３【短編集】 (ページ13)

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ゆた「手伝うよ。」
A「え？でも、彩未ちゃんとゆっくりしてたら？」
今はあまりゆたの顔が見たくない。

ゆたボソッ「ごめん、彩未ちゃんと近すぎたわ。Aにいやな思いさせた。」
そう、私に聞こえるような声量でつぶやいた。

A「大丈夫だよ。ありがと。」
私はゆたに向かってそういい、2人でご飯を作った。

ふと、彩未ちゃんの様子を見ると顔を暗くしながらこちらを見て私の顔を見た瞬間顔をそらし、スマホに何かを打ち込んでいたようだった。

A「ご飯作ったから、3人で食べよ～！」
と作り終えた料理を食卓にのせる。

彩未「あ、やっぱ私予定思い出したんでいいです。」
と冷たい表情で言う。

そのあと、彩未ちゃんは自分の荷物をまとめ去っていった。
A「え…？」
ゆた「なんだ？」

2人で不思議に思いながらも、ゆっくり過ごしていて適当にスマホでインスタを開いたらDMが来ていた。

開くと、そこには絵文字もなしの文字だけの文書が。

『突然すいません。かなさんってスカイピースのテオさんとじんさんに色目使ってますよね？それに、コムドットのゆうた君と付き合ってるというのはうそですよね。なぜなら、ゆうた君は私の彼氏なので。それに、コムドットと幼馴染も嘘ですよね？私は、コムドットと同じ小学校・中学校一緒でしたが一度も名前を聞いたことがないので。あなたは、スカイピースを脱退してコムドットにも一切近づかないでいただきたいです。もし、これ以降そういう言動をした場合は罰があるので嫌であれば指示に従ってください。』

そう書かれていた。今まで、脅迫文がきたことは数回あったがここまでひどいものはなかった。